11月1日から始まったカンボジア・コミュニティ図書館建設費サポーター募集キャンペーンと並行して、12月11日（日）11時～12時30分(日本時間)、Zoomを使って、カンボジアとつなぐオンラインイベントを開催し、日本からは7名、カンボジアからは3名が参加しました。
今回は、「洪水の中で暮らす子どもたち」をテーマに、チュロイスナオ村の住民ユアンさんにインタビューする形で、子どもたちの日常生活についてお話していただきました。ユアンさんは、普段は漁業や農業に従事しながら、ボランティアでコミュニティや小学校の仕事を手伝い、小学校の理事も担っています。村人や教師からの信頼も厚く、地域のリーダー的存在です。
村が冠水する雨季は、ボートがないとどこに行くこともできず、子どもたちは外で遊ぶこともできません。ですが、雨季には雨季の遊び方があり、家事や親の仕事の手伝いをよくしていることがわかりました。村の問題として、雨季の長期間、交通が不便なことです。また、村には中学校がなく、進学したい子どもは、他の村にいる親戚の家に居候させてもらいながら通学しなければなりません。子どもたちにはできる限り高等教育を受けてもらい、いい仕事について、将来自分たちのコミュニティのために貢献してほしいと、熱く語ってくださいました。
第2回オンライン・イベント「洪水とともに生きる人々」は、2023年1月15日(日)11時～開催します。参加費無料です。どうぞお気軽にご参加ください。
