4月23日(土)大阪府社会福祉会館において、I Do Cafe vol.17「宮城発!防災ゲーム体験会」を開催しました。
コロナの影響もあり3年近く開催できませんでしたが、久しぶりに直接人が集まる機会を持つことができました。
C4Cと連携して宮城県で福祉防災学習普及事業などを行う「くらしの学びサポートオフィスHumanBeing」の菅原清香さんが2年半に渡り、チームで開発を続けてきた防災ゲームが完成し、そのお披露目を兼ねた体験会でした。
今回完成した防災ゲームは、東日本大震災から11年の時間を経て、記憶が薄れつつある今、伝えなければいけない震災や防災の経験を楽しみながら子どもから大人まで学ぶことができるツールです。持ち出し品ゲーム「これ持ってぐ~!」と防災すごろく「助け合ってご~!」を菅原さんの指導で一通りプレイしました。
実際に体験してみると、誰かが誰かに伝えるというより、ゲームをしながら参加者みんなでその頃の体験を語り合ったり、クイズの答えを考えながらワイワイお喋りすることが重要だとわかりました。職場や学校、または家庭で、このようなゲームを通じて、もう一度各人が日々の防災や福祉を考えること、そのことが多くの人に伝えることになるのだと思いました。
またオンラインにもメリットはありますが、やはり直接会って、話をしたり聞いたりすることの大切さを再確認しました。 C4Cも徐々に対面の活動を増やしつつ、このような活動を再開していきたいと考えています。(加藤)